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2016.01.07

海を眺める日々

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毎朝6時にリビングのポータブルプレーヤーから、マイケルジャクソンの「Heal The World」 が流れる,そろそろと寝床から起き出し一日が始まる。暖冬とはいえ朝は冷え込んでいるので、ストーブをベランダに持ち出し着火する。
冬の6時、日の出は6:50なので水平線はオレンジ色に輝いている。
ストーブを股火鉢のようにして暖を取りながら、ジンジャエールとガラムで目を覚ます。福浦港の灯台と初島灯台が点滅しているが、福浦の赤灯に対して初島灯台は赤色灯と青色灯が交互に早朝の船に合図を送っている。
大きく深呼吸して汐風を身体に取り込む。

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日の出はりくを連れての散歩の途中の高台から見ることができる。凝視してもオレンジ色の月のような光を放ち、次第に周囲の温度が上がっていくのが分かる。日の出とともに熟睡していた小鳥たちが一斉に音楽を奏ではじめると、ジャケットのポケットに忍ばせたスマートフォンからポールモーリアやリチャードクレーダーマンの音楽と相まって神聖な気持ちにさえなる。

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日没前、16時過ぎになると真鶴半島が白く輝き、月と交代する。ここ熱海では「月の道」と云われる所以の通りに、こちら側に海面をオレンジ色に染めてゆっくりとした動きで伸びてくる。再び尊厳なシチェーションが完成する。
鳥たちの鳴き声も途絶え、灯台の火がともると、あとは波の寄せる音だけが周囲を音楽で満たしてゆく。

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